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皆さんこんばんは。
最近は暖かかったり寒くなったり、目まぐるしい季節になりましたね。
風邪や花粉症に悩まされている方も増えているようですので、皆さんも体調にお気を付け下さいませ。
さてさて、そろそろサーキットを走るイベントが増える頃。
“ウェアの修理”のお問い合わせも増えています。
ちょうど修理依頼を頂いたレザースーツが工場から戻ってきましたので、
今回は“レザースーツの修理”についてを書きたいと思います。
今回修理が終わったこちらのスーツ。
ピンと来た方もいらっしゃるかもですが、昨年にご紹介しましたフルオーダースーツですね。
ご興味が湧いた方は、過去のブログページへどうぞ↓
お客様の拘りをカタチに フルオーダースーツ「LAGUNA SECA D1 1PC PERF SUIT」
http://d-storeosaka.com/info/1198648
納品から約一年、ミニバイク中心にサーキット走行・レースにもご使用とのことで、
実戦で使い込んだからこその“オーラ”を感じます。
用途が用途ですから、何度もの転倒を経験されたとのこと。
全体に“擦れ傷”こそありますが、ほとんど修理不要な程度。
縫い合わせ部分もほぼ“ほつれ”ナシで、ダイネーゼ特有の頑丈さを発揮してくれてますね。
(お客様もお怪我はされなかったとのこと。 お役に立てたようで何よりです)
さて、フルオーダーのスーツも完全無欠ではないですから、
ついには要修理箇所が二つ発生しまして、今回のご依頼となりました。
① 右手首~肘に約5cmの裂けた様な穴
② 右肩のメタルスライダーの変形
「ダイネーゼのレザースーツは修理できるの?」
というご質問をされる方が多いですが、こんな損傷も当然修理できます。
修理の方法は“破損した場所”“破損の大きさ”によって色々ですが、
今回のケースでは「またレースに出られる様に」といったご要望もあり、こんな風に修理させて頂きました。
腕の穴は“新しいレザーを被せて縫い付け”しています。
シンプルな修理法ですが十分な耐久性を得られますし、
スーツをお預かりしてから“5日”ほどでお返しできます。
※修理工場の繁忙状況、修理品をお預かりするタイミングで納期は前後します。
お急ぎの方は前もってお問い合わせ下さいませ。
肩のメタルスライダーは、基本的に新しいパーツへの交換になります。
この部分だけの修理でしたら、およそ“4日”でお返しできます。
※こちらも状況次第で納期が前後します。
ご紹介したケースだと、費用もそれぞれ5千円から6千円になります。
また、「もっと綺麗な状態に戻したい」というご要望なら違った修理も行えますので、
ご希望の方は一度ご相談くださいませ。
中屋