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皆さんこんにちは。
日本でもダイネーゼのエアバッグシステム『D-Air』が発売され、
かれこれ1年ほど経ちまして、少しずつ普及してきたように思います。
しかし、“ワイヤレス”で“GPSなどの7つのセンサーでモニタリングして~~”などなど。
他メーカーでは見られない独自のエアバッグシステムなので
「エアバッグが開くとどうなるの?」
といったご質問を頂くこともまだまだ多いです。
ですので、改めて『D-Air』をご紹介させて頂きます。
その① エアバッグは“外側には飛び出ない”
ご存知の方は「そんなことか」と思われるかもですが、
他メーカーの製品は“ウェアの外側に取り付ける”方式が多いので、
『D-Air』も“エアバッグが外に飛び出して、身体を覆って守るもの”と勘違いされる方が多いようです。
最初期に実戦投入された“プロトタイプの『D-Air』”のイメージが大きいのかもしれませんね。
こっちは昨年の『D-Air』の紹介動画ですが、実際はこのように稼働します。
(1分10秒くらいからご注目下さい)
その② 『D-Air』が稼働しても“本人は気付きにくい”
どういうことかと云いますと、先ず『D-Air』では“エアバッグの膨張が30ミリ秒”という一瞬で行われます。
(人間のまばたきの速さが100~150ミリ秒と言われてますから、三分の一より短い)
さらに、エアバッグが膨張する瞬間のライダーは“非常に忙しい”ので、
(なんとか転倒を回避しようとしたりしている真っ最中)
『D-Air』が稼働したか“知覚するヒマが無い”ということです。
※エアバッグが開くと、スーツのLEDが“赤い点滅”を出すようになり、後から確認可能です。
他にもあまり公表されていない情報もありますが、
『D-Air』についてさらに詳しく知りたい方は、一度お問い合わせ下さいませ。
それではまた。
中屋